海外営業部
入社8年目
海外営業部
入社8年目
ニッケン刃物との出会い
私は5年前に、海外営業として入社しました。語学留学先のカナダから帰国し就職先を探すにあたり、地元の各務原近くで英語と前職の営業スキルを活かせる仕事をインターネットで探し、見つけたのがニッケン刃物です。
今、担当しているのは韓国の一部と香港、台湾、ヨーロッパと北米で、海外のお客様と直接お取引をしたり、日本の商社さんを通して商品を供給させていただいています。
海外営業の場合は、主力商品がキッチンバサミ等の実用品になり、少し国内とは扱う商品が違いますね。
私が感じるこの仕事の「やりがい」
基本は先輩から引き継いだお客様ですが、ベトナムは自分でゼロから開拓しました。
日本の商品は品質はいいけれど価格が高い、ということがありますが、当社の商品は、品質が良く、求めやすいお値段、というところが海外のお客様に受け入れられていると思います。
日本の強みはものづくりですが、メイドインジャパンなら何でも良いわけではなく、取引を続けていくと、やっぱりはさみはニッケンだよね。という感触を得たり、お客様に褒めて頂くことが、私の海外営業のやりがいだと思います。
世界から「信頼」を勝ち取る
大変なところは、海外の方には、大雑把な部分が多いので、返信が「OK」の一言のみで判断に困ったり、レスポンスが遅いこともあり「間合い」を取るのが日本の商習慣とはかなり異なる点です。
もう1つは、国内の新規開拓の場合、実際の店舗が目に見え、製品を置いてもらうお土産屋さんやお客様のイメージもできるのですが、海外の場合は、まず、どんな会社があってどんな商品を探しているのかが全くわからない、どんな刃物がどんな使われ方をしているか、自分たちの製品を必要としている企業はないか、そのような情報を収集することから始めないといけないのが大変ですね。
ベトナムでの営業も、最初は小さな注文1件だったのが、2件になり、3件になり、信頼を重ねるとともに大きなお客様がついて下さったという感じですね。軌道に乗るまでに約2年ほどかかりました。
私が目指すこと
当社はアジア、中東には比較的強いですが、北米やヨーロッパは弱くまだまだ伸びる余地があります。この市場を強化し、世界中どこででもニッケン刃物の製品が並べば嬉しいなと思います。
当社の経営陣は、常に「新しい視点」を大切しており、社員の挑戦に対して「ノー」とは言いません。仕事をやらされるのではなく、自分で考えて思い切ってやりなさいというスタンスです。そのため、自分で考えて行動したい人にはやりやすい会社ですね。ただ、何事も指示を待ち、言われたことをするだけの方には向いていない会社だと思います。