信頼の蓄積

当社では信頼できるスタッフがたくさんいるおかげで、困った時に本当に頼りになります。

信頼できる人というのは、基本的な事がしっかりとできている事が多く、私がサッと思い浮かぶだけで、以下の特徴が共通して備わっているように感じます。

・しっかり挨拶ができる。返事の対応が良い。

・遅刻がほとんどない。決められた時間（打合せ時間、休憩時間など）を厳守する。

・陰で人の悪口を言わない。

・仲間に協力的である。協調性がある。

・嫌な事から逃げない。楽な道ばかりを選ばない。

更に信頼が厚い人になると、

・組織で足りないと思う所を自ら進んで取り組む。

・自分のテリトリーを固定するのではなく、広くトライしてみる。

・周りに引っ張る人がいない場合に、代役を担う事ができる。

・人の短所ばかりを見るのではなく、長所を理解した上でそこを活かそうとする。

まだまだ深掘りしたらキリがないのですが、私の経験上、上記の基本的な事が当然のように実践でき、人のため（組織のため）に動いているスタッフは周りからの信頼が厚く、上長からも認められているように感じます。

これらは人数が多い組織になればなるほど、上記から逸脱する存在も出てくるため、そこは責任を持って上長が軌道修正をしなければいけません。若い人は近くの存在の意見を聞き入る傾向があるため、近くの先輩が組織にとってマイナスになる事を教えたら、そちらに染まる人間が出る可能性があります。そういった負の部分は早めに解決しないといけないので、組織再編や相談窓口を設置するなどの対処が必要になると思います。私自身、管理する側の立場であるため、ここ最近は問題が発生しそうな雰囲気を感じ取ったら、早めに介入して解決しようと意識しております。

幸い当社では信頼できるスタッフが圧倒的に多いため、自分が周りに支えられて仕事に取り組めております。これからも同じベクトルに向かえるメンバーと共に頑張っていきたいと思います。

ニッケン刃物代表取締役　熊田祐士