発言したくなる場
現在当社の営業メンバーは、定例の会議として、2週間に1回の営業会議、1カ月に1回の戦略会議を行っております。それとは別に急遽、お客様から要望があったOEM品の検討会議や開発会議を関係者のみで開いております。
2週間に1回の営業会議では、主に商談をした担当者の報告や相談を行っておりますが、15人程のメンバーで会議を行っている関係で、まだまだ活発な意見交換まではできていないと感じております。発言しようとしても、共有するまでもないかと自己判断して発言せずにブレーキをかけている人がいることもわかっています。やはり、上の人たちにどう思われるかを気にして遠慮しているようにも感じるため、積極的な発言ができる会議にするためには、まずはベテラン勢が一言でも発言をすべき(意識すべき)と思っております。若い人たちは先輩の姿を見て、それに倣うように行動しているため、数カ月全く話さない人をなくさないといけません。
無駄だと思う会議は無くす必要がありますが、全員の気持ちを1つにすること、対面で知恵を話し合う機会を持つことは団結力を高める機会としても大切であるため、頻度と内容を考えながら会議は設定していくよう考えております。
また、進行役の進め方により、ダラダラと無駄な時間が多い会議ともなり得るし、参加者の引き出しをしっかり引き出す取れ高の高い会議にもなり得ます。進行役がイマイチの進め方をしてても、進行役ではないメンバーが和んだ雰囲気の会議を作ったり、参加者に上手に話を振ったりすることで、円滑な会議に変える事もできると思っています。毎回堅苦しい会議となると、誰も参加に乗り気ではなくなってくるので、メリハリをつけるために最近あったオモシロエピソードとかを交えると最高です。会議がよりクリエイティブな話し合いの場になるように、参加者1人1人が意識して、気負わず何でも発言してもらえると、更にチームのまとまりが良くなると思います。
個人の意識が会社の未来を変えていきます!
ニッケン刃物代表取締役 熊田祐士