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助け合いの連鎖

当社はグループで計33人から成る企業となるため、全員がお互いの顔と名前を知っております。

その関係もあってか横の繋がりも強く、誰かが困っていたり忙しそうにしていると、周りで声をかけてくれる人が出て、助けている場面をよく見かけますし、助けられた人から教えてもらいます。そういった周りへの配慮ができる人は、逆の立場になった時に、自然と誰かに助けられています。相手に対する優しさをしっかり覚えていて、感謝したからこそ、同じようにお返しをしたのだと思います。こういった助け合いができているチームは、必要な情報も共有されて、その人に合ったベストな行動がとれております。

反対に、自分の思い通りに人が動いてくれなかった場合に、その人に対して嫌悪感を持ち、復讐めいた言動や行動をとる人も過去にはおりました。相手が期待に応えてくれないと嫌悪感を持つことはありますが、それに反逆の態度をとるような人は会社にとって大きなマイナス要因となります。これらはシンプルな話で、相手に対する言い方にも気を遣ったり、コミュニケーションを多めにとることで、相手がそこまで悪い人間でない事に気づき、関係性も良好に保てるものと思っています。相手の事や全体の事を考えずに、自分中心や身内(直属の部下)だけのメリットを考えて強い言動をとる人は、大きなグループのリーダーとしては相応しくないため、自分も含め、その点は意識していかなければいけません。

そういった意味では、リーダー次第でチームの連携が強くなったり、気分良く仕事ができる環境を維持できるので、信頼できるリーダーを今以上に増やしていきたいと思います。若いメンバーも決して他人事の話ではなく、主体的な行動がとれるようになり、未来のリーダー格を目指してもらいたいです。

ニッケン刃物代表取締役 熊田祐士